塾と家庭教師の比較
お子さんが学校や自分だけで勉強する以外の勉強方法はさまざまあります。
高校3年生、高校3年生にもなれば、入試や受験のことも当然考えますから、
それなりの勉強・対策が必要になります。
みんなそれぞれに特徴的な「長所」と「短所」を持っていて、伸びる子もいれば
変わらない子、逆に落ち込む子もでてきます。理由は「授業の内容・進め方・
やり方などがお子さんの段階に合っていない」からです。
ここでは家庭教師と塾について比較していきますので、お子様の性格と
照らし合わせながら、ぜひ参考にしてみてください。
教え方編
塾や家庭教師をやる目的は「“わからない”を“わかった”に変えて成績UPする」
ことです。つまり、決め手は「わからないところを教えてもらえる時間がどれだけ
あるか」です。 一言で「塾」「家庭教師」といってもその種類は様々あります。
ここではそれぞれの塾や家庭教師の形態がひと目でわかるようになっています。
ぜひお子さんに合った勉強のやり方・環境を決めるときの参考にしてください。
完全に“学校の延長”になります。授業中は質問できないので、個別指導の
時間はほぼゼロといえます。
授業が終わったあとに先生に質問するのは自由なので、自分で授業の予習・
復習ができて積極的に質問できる子や受験を意識している子であれば、 競争心が芽生えて成績も
伸びる傾向にあります。
こんな子向き!
・自分で勉強する習慣がついている子
・積極的に質問できる子
・競争心が強い子
・受験を前向きに考えている子
「個別指導」といわれていますが、実態は、10人くらいの生徒にプリントを与えて
1人の先生が質問したら教える形式になりますので料金も比較的安いです。
質問できる積極的な子は約10分~15分、個人的に教えてもらえます。
反対に質問できない子が1対1で教えてもらえる時間はほとんどありません。
月謝がいくら安くても、ただプリントを解いて帰るだけでは、お金も時間もムダ
になってしまいます。
こんな子向き!
・積極的に質問できる子
・自分でわからない所がわかる子
指導時間90分の場合、“90分÷2人”となるので1人当たりの指導時間は45分。
ただ、2人のレベルや性格に格差がある場合は、できる子・積極的に質問する子
を中心に時間が使われる傾向があります。ですので 、わからないところがわから
なくて質問できない生徒は、できる生徒と先生のやり取りを聞いてるだけになって
しまうことも多くなってしまいます。
こんな子向き!
・自分で勉強する習慣がついている子
・積極的に質問できる子
・集中力がある子
指導時間が90分の場合、90分が1対1で質問できる時間。つまり、すべてがお子さん
のための時間です。塾のように一方的な授業形式ではないので、他の子のペースを
気にする必要もありません。 家庭教師の先生を独占できるので、誰にも遠慮せずに、
わからないところを聞くことができます。「人前で質問するのが恥ずかしい」という
お子さんでも、安心して何でも質問できる環境です。
こんな子向き!
・わからない所がわからない子
・自分で勉強する習慣がついていない子
・学校の授業などで先生に積極的に質問できない子
・受験を控えているが部活や習い事で忙しい子
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